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2025-12-09J1 第38節・鹿島-横浜FM
2025-12-06『海と毒薬』
2025-12-03『薬屋のひとりごと16』
2025-12-01J1 第37節・東京V-鹿島
2025-11-29『草の竪琴』
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鹿島アントラーズ2-1横浜F・マリノス

J1・第38節/2025年12月6日(土)14:00/メルカリスタジアム/DAZN

 やっったああぁーーー、9年ぶり9度目のリーグ優勝! 通算21冠達成!!

 いやぁ、鬼木すごいわ。2018年にACLで優勝して20冠を達成してからの7年間、誰にも成し遂げられなかったリーグ制覇を、就任1年目にして実現してしまうのだから。マジ名将。まちがいなく森保退任後の日本代表監督候補の筆頭だろう。だとすると来年の夏にはお別れってことなってしまう。それは困った。

 でもまぁ、素晴らしいのは中田浩二もだ。フットボールダイレクターに就任してチームの強化責任者となってすぐ、鬼木を招聘して、レオ・セアラ、小池、キム・テヒョンらを補強、荒木、松村もレンタル先から呼び戻して、シーズン途中で怪我人が出ると、即座に小川諒也やエウベルを獲得してみせた。彼ら新戦力がいてくれたからこその優勝だ。フロントって大事なんだなぁって思った。

 鹿島がみごと優勝を決めたこの最終節のスタメンは、GK早川、4バックが濃野、植田、キム・テヒョン、小川、ダブルボランチが知念と三竿、二列目に松村、荒木、優磨を配して、レオ・セアラのワントップという布陣。途中出場は田川、小池、津久井の3人だけだった。

 優勝のかかったこの大一番に荒木、松村をスタメン起用してきた鬼木はさすがだった。この先のことを考えれば、このふたりに自分たちがチームを優勝へ導いたという成功体験をさせるのは、とても大事なことだから。

 実際にふたりはこの試合で大きな仕事をしてみせた。荒木は先制点、松村は追加点のアシストを決めている。松村は1点目にも絡んでいるし、守備でも気合のこもったプレーを見せてくれていて最高だった。この日のMVPはレオ・セアラで文句なしだけど、僕の選ぶ陰のMVPは松村。きょうみたいなプレーができるならば、来年はレギュラー確保も夢じゃないだろう。

 でもまぁ、彼らが作ったチャンスをきちんと決めて、この日2ゴールで得点王を確実にしたレオ・セアラはさすがだった。結果的にはノーゴールでも得点王だったわけだけれども。彼の21ゴールが今年の栄冠をもたらしたのは間違いなし。移籍してきてくれてありがとう!

 もちろん優磨もね。この試合ではそれほど目立っていなかったけれど、一年間最高のプレーを見せてくれた。今年の年間MVPが彼でなかったら驚きだ。

 いや、でも今年よかったのは彼らだけじゃない。守っては早川がスーパーセーブを連発して、日本代表デビューを果たすまでになったし、植田直通は全試合フル出場・警告なしという素晴らしい成績を残した。関川の故障後に相棒をつとめたキム・テヒョンも成長著しく、この試合でもハイボールを跳ね返させたら、向かうところ敵なしの勢いだった。ボランチと両SBもローテーション気味の起用にめげずにがんばってくれた。

 そういや、今年は前半の出来が悪い試合が多かったのに、この試合は珍しく前半からよかった。マリノスの守備が最近の相手よりも緩かった、というのもあるのかもしれないけれど(降格争いに巻き込まれたわけがわかった気がした)、それでも序盤からボールを支配して、前半は相手のシュートをゼロに抑える安定ぶり。おかげでレオ・セアラの先制点が生まれてからは、安心して観ていられた。まぁ、後半ロスタイムに途中出場の天野にゴールを許すまでは。最後がちょっと締まらなくて、いささかはらはらしてしまったけれども、でもまぁ、それもいい経験だ。終わりよければすべてよし。最高のシーズンの終わり方だった。

 優勝を決めたあと、優磨が植田と三竿に抱きついて泣いていたのには、さすがにこちらも涙を誘われた。優勝監督インタビューでの鬼木の晴れ晴れとした表情もよかった。やっぱプレッシャーすごかったんだろうなぁって思った。ほんといい顔してました。お疲れさま。

 今になってこんなことを言うとあとだしジャンケンみたいだけれど、今年は3連覇したころに近い感じがあった。あの頃も決して最強って感じではなかったのに、不思議と結果がついてきていた。今年もそう。ことやっているサッカーに関しては、柏、広島、町田なんかのほうが完成度は高くて、鹿島より強いんじゃないかと思っていたのに、結果的に頂点に立ったのは鹿島だった。

 数えてみたら、全23勝のうち、2点差以上つけて勝ったのは7試合しかない。つまり残りの7割は1点差の勝利だったわけだ。ドローも含めれば、8割以上が1点差以内。そういうあたりもこれぞ鹿島の伝統って気がする。

 まぁ、でも今年はまだ鬼木がやりたいサッカーには程遠い内容だったんだろうし、来年以降、チームがとう変わってゆくのか大いに楽しみだ。――って、だからこそ、マジで日本代表監督として引き抜かれそうなのが気がかり。代表監督を任すのは、願わくばあと4年後にして欲しい。よろしく。

 裏では柏も勝ったので、結局最終的な勝ち点の差はわずか1(あぶねー)。いやぁ、ほんと最後まで厳しい戦いだった。京都が3位で終えたのもすごい。この2チームは監督が変わらないんだろうし、来年はなおさら厳しい戦いになりそうだなぁ……。

 ということで2025年のJ1はこれにて終了。優勝は鹿島で、2位・柏、3位・京都。降格は横浜FC、湘南、新潟の3チーム。昇格は水戸、長崎に、プレーオフ準決勝を勝ち抜けた千葉、徳島のどちらか。千葉が昇格すると、ひさしぶりにJ1にオリジナル10が揃うそうなので、がんばって昇格してきて欲しい(ごめん徳島)。

 来シーズンは半年たらずの百年構想リーグを挟んで、8月からの開幕。優勝してACLの出場も決まったし、忙しい一年になりそうだ。

(Dec. 09, 2025)

海と毒薬

遠藤周作/角川文庫/Kindle

海と毒薬 (角川文庫)

 かつて読んだ『沈黙』がよかったので――とはいっても気がつけばもう十六年も昔のことだった――別の作品も読んでみようと思って、内容をまったく知らずに手にとった遠藤周作の作品なのだけれども。

 これはぜんぜん駄目だった。好きになれる要素がひとつもなかった。

 だって太平洋戦争中に、アメリカ人捕虜を生体解剖した人たちの話ですよ?

 そんな話だと知っていたら、絶対に読んでない。病院とか病気の話が嫌いな人間にとっては、完全に許容範囲外。三島由紀夫の『憂国』と同じくらい読むのがつらかった。

 まぁ、それほどグロテスクな描写があるわけではないのが救いだけれども、それでも命を救うことを生業としているはずの医者が、平気で人の命を奪うという事実がなんとも受け入れがたい。これが実話をもとにしたフィクションだと知ってなおさら驚いた。なんてことしてくれてんだ、戦前の日本人。

 まぁ、こういう醜い現実をフィクションとして白日のもとに晒すのも小説という芸術表現の役割のひとつだという考えもあるんだろう。主題は罪悪感ひとつ抱くことなく非道を働く権力者たちではなく、そんな悪党どもに流されるまま、事件に関与させられた弱き人たちの苦悩と煩悶なわけだし。

 ふつうの人がふつうではいられない。戦場で人を殺した人たちが帰国してあたりまえのように日常を送っている。そんな戦争のもたらす非人間性をあぶりだした作品としては、価値がある作品なのかもしれない。

 でも嫌なもんは嫌なんだ。あまっちょろい僕にはこの小説はまったく受け入れられない。紙で買わなかったのがせめてもの救いだった。

 あぁ、やりきれない……。

【追記】ゆうべテレビをつけたら、NHKでその「九大生体解剖事件」のドキュメンタリーをやっていた。そんな偶然ってある?

(Dec. 06, 2025)

薬屋のひとりごと16

日向夏/ヒーロー文庫/主婦の友社/Kindle

薬屋のひとりごと 16 (ヒーロー文庫)

 ついにたどり着いた『薬屋のひとりごと』の最新巻。

 医療ドラマみたいだった前作につづいて、今回もメインは病気の話。地方の村で疱瘡が流行って、医局の人たちがてんてこまいすることになる。

 ちょっと前に猫猫(マオマオ)の後輩となった妤(ヨ)と、猫猫が薬屋の仕事で知りあった克用(コクヨウ)が、ともにかつて疱瘡に感染したことがあり、免疫があるということで、今回はけっこう大事な役どころを演じている。

 疱瘡といわれてもいまいちぴんとこないけれど、それがかつて法定伝染病だった「天然痘の別称」だと言われると、あぁ、それは大変そうだって思う。新型コロナウィルスのパンデミックからまだ数年なので、またもやあんなめになったら本当にやだなぁって思うと他人事じゃない。

 そんな重大事への対応に並行して、今回も猫猫はいろんなところへひっぱりまわされている。雀(チュエ)につれられて馬閃と里樹(リーシュ)の様子をのぞきにいったり。壬氏に請われて皇太后の親戚の毒薬投与事件の謎を解いたり。羅半が商売相手に拉致された事件を解決したり。最後は、らしからぬ態度で壬氏に甘えてみたりしている。

 いちおう疱瘡絡みの話は切りよく終わった感じけれど、さて、このつづきが読めるのは来年か再来年か。この作品、まるで終わりが見えない。

(Dec. 3, 2025)

東京ヴェルディ0-1鹿島アントラーズ

J1・第37節/2025年11月30日(日)14:00/味の素スタジアム/DAZN

 いやぁ、やたらと疲れる試合だった。ほんと勝ててよかった。

 前節も書いたように、今季のヴェルディは守備がよくて、ここまでのリーグ戦の結果を確認したら、ウノゼロや、スコアレス・ドローの試合がずらりと並んでいた。たまに大量失点で負けている試合もあるけれど、基本堅守が生命線。でもって明確な弱点は得点力のなさ。年間の総得点がわずか22点というのはリーグ最低の数字で、降格が決まった3チームよりも少ない。それなのに降格争いに加わらずに済んでいるのは、ひとえに守備で踏んばり切れるから――なんだろう。

 果たしてこの試合もそんなヴェルディの堅守にてこずりまくることになった。

 最初の10分くらいは鹿島が両サイドからいい感じでクロスを入れてチャンスを作れていたから、これはけっこう楽な展開になるかも?――と思ったら、そんなの単なる勘違い。その後はヴェルディがボールを支配する展開になって、ずっと劣勢がつづいた。なんで15位とかのクラブがこんなクオリティなんだよぉ。

 とにかくチェックが厳しくて、ぜんぜんボールの出しどころがない。苦しまぎれのロングボールは跳ね返されて、セカンドボールを拾われ、前線にボールが収まらない。とはいえ、あちらも決定力のなさは折り紙つき。たまのチャンスも守護神・早川のファイン・セーブにあって、どちらもスコアレスのまま前半が終了する。

 裏では柏が順調に得点を重ねて、前半だけで2-0で勝っているという情報が入ってくる。このまま終わったら首位陥落じゃん!

 ――というような感じで前半を終えたこの日の鹿島のスタメンは早川、濃野、植田、キム、小川、知念、三竿、優磨、エウベル、田川、レオ・セアラという顔ぶれだった。

 なぜだか小池、チャヴリッチがベンチ外。かわりに樋口がひさびさにベンチ入りしていた。最近名前を聞かないので気になっていたから、元気な姿が見られてよかった(それにしても柴崎はどこいっちゃったんだか……)。

 後半に入っても、この日はひとまずメンバーチェンジはなし。最初の交替は後半9分のエウベル→松村だった。

 その後、後半も半分を過ぎたところで、鬼木は知念、田川をさげて、船橋、荒木を入れる。で、この交替(と敵のミス)が鹿島に勝機をもたらす。

 荒木が出てきてわずか2分で、相手のプレゼントパスが敵陣にいた彼のもとへ。前を向いてカウンターを仕掛けた荒木は、レオ・セアラに見事なスルーパスを通す。それを受けたレオ・セアラのアクションも完璧だったのだけれど、あいにくシュートは東京のGKマテウスに止められてしまう。でも浮き球となったそのこぼれ球に詰めてきていた選手がいた!

 松村ぁーーーー!!!!

 今季の松村は途中出場ばかりだけれど、なんとここまでの全試合に出場している。鹿島で全試合出場を果たしているのは、早川、植田、優磨のほかは、彼だけ(のはず)。

 そんな鬼木の期待と信頼にこたえるように、ここ最近の彼には一皮むけた印象がある。千載一遇のチャンスをものにしたこの日の泥臭い決勝ゴールも、そんなニュー松村の成長を感じさせる素晴らしいプレーだった。

 なんにしろ、途中出場の荒木が作ったチャンスを松村が決めるという、鹿島サポーターにとっては最高のゴールが決勝点となり、鹿島が勝ち点3をゲットした。

 このゴールの前のシュート以外にも、この日のレオ・セアラには3本くらい惜しいシーンがあったのだけれど、どれも決めきれなかった。以前だったら確実に決めていたようなシュートがこのところ決まらない。セレッソ大阪のラファエル・ハットンが1ゴール差まで詰めてきているので、最終節で上乗せがないと、もしかしたら得点王のタイトルが危ういかもしれない。

 鹿島が最後の交替枠を使ったのは後半のロスタイムに入ってから。レオ・セアラと小川を、樋口と津久井に替えて逃げ切った。終盤にはヴェルディのCB谷口栄斗たにぐちひろとの強烈なミドルがポストをたたくあわやというシーンがあったし、ロスタイムが8分もあって、最後のワンプレーも相手のCKという、最後まではらはらさせられる一戦だった。あぁ、観ていただけなのに、本当に疲れた。

 ヴェルディはミスから失点してしまったけれど、やっているサッカーの質は鹿島より高かった気がする。染野、林の元鹿島コンビもスタメンで、ともに主力としてフル出場を果たしていた。

 でもまぁ、ワントップの染野の今季のゴールがわずか4ではねぇ……。この試合も彼に決定力があったらやばいシーンが何度かあったし。来季は彼のさらなる成長か、決定力のあるFWの補強が必須でしょう。城福さん、一年間お疲れさまでした。

 さぁ、これで残すところはあと1試合。最終節の対戦相手は、降格争いをしていたはずが、ここへきてゴールを量産していて、4連勝と絶好調のF・マリノス。なぜこのタイミングで調子を上げてくるかなぁ……。

 まぁ、レイソルの対戦相手も天皇杯王者・町田なので、そう簡単にはいかないだろう。昌子が鹿島のために柏をシャットアウトしてくれるよう祈っとく。――ってそんな他人任せな弱気なことじゃいけないな。

 いずれにせよ、9年ぶりの優勝まであと1勝! ちゃんと勝って優勝を決めてくれっ! よろしくっ。

(Dec. 1, 2025)

草の竪琴

トルーマン・カポーティ/村上春樹・訳/新潮社

草の竪琴

 トルーマン・カポーティの代表作のひとつであり、村上春樹氏が長年愛読しているという中編小説『草の竪琴』に、短編『最後のドアを閉めろ』『ミリアム』『夜の樹』の三篇を併載した作品集。

 春樹氏があとがきで「『遠い声、遠い部屋』と『草の竪琴』は、同じ物語のネガとポジのような位置関係にあると評することもできよう」と書いているように、なるほどこの小説は『遠い声、遠い部屋』を陽当たりのいい場所で天日干しにしたら、暗い部分が色あせてなくなってしまった、みたいな作品だった。

 主人公のコリンは親を失って、親戚のもとへ身を寄せた少年で、その家で暮らす年寄り姉妹の姉ドリーとなかよくなる。でもって彼女たちのお家騒動(みたいなもの)に巻き込まれて、ドリーと彼女の召使兼親友のキャサリンともに家出をして、近所のツリーハウスに立てこもることになる。

 身寄りのない多感でイノセントな少年の話という点では『遠い声、遠い部屋』と同じなのだけれど、この小説ではその「イノセンス」の持ち主が主人公のコリンだけではなく、ドリーという老女もだという点が重要。むしろ結婚もせず、一度も社会に出たことのないまま年を取ったドリーのほうが、思春期のコリンよりもなおさらイノセントかもしれない。

 さらにそこに黒人だかネイティブ・アメリカンだかよくわからない世間離れしたお手伝いさんのキャサリンが加わった三人組に、地域のはみだし者である男性ふたりが絡んでくる。同調圧力の強い南部の社会では浮きまくっている五人のいびつな共同体の寓話のような善良さがこの小説の魅力。少なくても僕にとってはそうだった。

 カポーティの小説――というかアメリカ南部作家の文学全般――って、この本に収録されている短編のように、曖昧な表現が多くて、居心地の悪さを感じさせる作品が多い印象で、いまいち苦手なんだけれど、この小説はそのおとぎ話のような空気感がよかった。まぁ、それも最後には失われてしまうわけだけれども。その喪失感もまたこの小説の魅力のひとつだと思った。

 でもだから。そこで終わってくれていればよかったのに……。

 そのあとの短編は僕にはいささか蛇足に思えた。いい気分で映画館から出てきたら、外は雨が降っていて、いきなり現実に引き戻された、みたいな気分になった。

 願わくば『草の竪琴』の余韻を残したまま終わりたかった。

(Nov. 29, 2025)



【相棒】
しろくろや

【Shortcuts】
音楽 作品 / ライブ / 会場 / 購入 / エレカシ
作品 / 作家 / 翻訳家 / 出版社 / 読了 / 積読
映画 作品 / 監督 / 俳優 / / シリーズ / ドラマ
蹴球 鹿島 / Jリーグ / 日本代表 / W杯

【新譜】
03/11禁じ手 / 椎名林檎
03/20The Mountain / Gorillaz
06/10I AM HERO 「俺と、友だち」盤 / 宮本浩次
06/10I AM HERO 「最高の日、最高の時」盤 / 宮本浩次

【コンサート】
12/22ずっと真夜中でいいのに。@東京ガーデンシアター
12/27RADWIMPS@有明アリーナ
01/10宮本浩次@日本武道館
02/28ずっと真夜中でいいのに。@日本武道館

【新刊書籍】
12/17『バウムガートナー』 ポール・オースター
01/07『消失』 パーシヴァル・エヴェレット

【準備中】
12/13プレイグラウンド

【過去のコンテンツ】
Coishikawa Scraps Bootleg 2.0