2006年2月のサッカー

Index

  1. 02/11 ● アメリカ3-2日本
  2. 02/18 ○ 日本2-0フィンランド
  3. 02/22 ○ 日本6-0インド (アジアカップ・最終予選)
  4. 02/25   G大阪1-3浦和 (ゼロックス杯)
  5. 02/28 △ ボスニア・ヘルツェゴビナ2-2日本

アメリカ3-2日本

親善試合/2006年2月11日(土)/サンフランシスコ

 ワールドカップ・イヤーの初戦は、よりによって野球場での試合で、アメリカにこてんぱんにやられて終わる。幸先悪し。
 海外組抜きでのアメリカ合宿を経ての試合。浦和レッズに復帰した伸二と、故障明けの久保。この二人の代表復帰を踏まえ3-6-1のフォーメーションを起用しての戦いだったのだけれど、これが見事にはずれた。良かったのは最初の10分のみ。そのわずかな時間帯だけは、伸二が縦横無尽な働きを見せてくれていたこともあって、とても期待ができそうな雰囲気だった。
 ところがそのあとがいけない。アメリカの激しいプレス──常にボールに三人が寄ってくるイメージだった──に苦しみ始める。押し込まれてパスの出しどころがなくて、仕方なくバックパスをすることになる。パスをもらった後の選手は長いボールを放り込むのだけれど、その精度が低過ぎる。ボールはことごとくアメリカの選手のもとへ。そんな展開がその後は延々と続いた。もう本当にエンドレスかと思った。これくらい腹が立った試合もひさしぶりだ。選手たちに向かって、君たち、オフの間はまったくボールを触っていなかっただろう、とつっこみたくなるくらいの不出来さだった。
 結局そうこうするうちにアメリカにきれいに崩されて前半で2失点。後半、久保をさげてフォーメーションを3-5-2に変えてみるも、効果はなく。早々とCKから3点目を献上してしまった。もうここまでくると、いっそこてんぱんにやられて、悪い膿は出しちゃった方がいいんじゃないかという気分になった。
 それでもとりあえず、そのままやられっぱなしで終わらないのがジーコのチームらしい。さらに選手をどんどん入れ替え、フォーメーションを4バックに変更したところからは、がぜん、日本のペースとなった。お互い選手交替が多かったし、相手の疲れもあったのだろうけれど、それでも終盤は完璧に日本がゲームを支配することになる。そうして巻の代表初ゴールでまずは1点を返す。加地のクロスからのダイビング・ヘッド。二人の持ち味が出た、とてもいいゴールだった。
 試合はその後も日本が押せ押せで、ロスタイムに入ってからではあるけれど、中沢の足でもう1点を追加。最終的には1点差まで追い上げてゲームセットとなった。W杯では予選リーグを勝ちあがれば、もしかしたら対戦する可能性もあるアメリカ相手だ。とりあえず悪いムードを引きずらずに試合を締められたという意味では、このロスタイムの2点目はとても大きかったと思う。
 なにはともあれ、この試合で僕はずっと思ってる3バックの限界を改めて感じた。日本の強みはMFの人材の豊富さだ。なのに、わざわざその長所を削ってDFを三枚にするというのは、やはりどうしても納得がいかない。でもって3失点もしちゃうんじゃなあ。ディフェンダーを増やしている意味がない。特にこの日は田中誠と中沢の出来が今いちだったのでなおさらそう思った。やっぱり失点覚悟の4バックで、取られた分は取り返す。そういう攻撃的なサッカーをしてもらいたい。
 ま、アメリカは今年すでに4試合目だそうで。こちらは初戦。しかもここまではフィジカル重視の合宿を終えたばかりでゲーム感もない。負けるべくして負けた試合だったと言える。なんにしろ、勝負はこれからだ、これから。
(Feb 16, 2006)

日本2-0フィンランド

親善試合/2006年2月18日(土)/静岡スタジアム・エコバ/テレビ朝日

 日本代表、今年の国内での初戦。対戦相手フィンランドはディフェンス・オンリーで攻撃力ゼロ。この時期の相手としてはちょっと役不足だったかなと思う。
 日本はアメリカ戦の反省を踏まえてフォーメーションを3-5-2に修正。現状の久保一人では1トップは無理だとの判断だろう。巻との2トップにしてきた。伸二も本来のポジションのボランチに下げた(あおりをくってスタメンをはずれたのは遠藤)。
 ディフェンダーでは前の試合でやたらと不出来だった田中誠に代えて、坪井がひさしぶりのスタメン出場。そしてなによりも意外だったのが、左サイドの村井の起用だ。アレックスが浦和の合宿に参加していたため、合流が遅れてコンディション的に万全とは言えなかったのも影響したのかもしれない。それでもなお、村井のスタメンは意外だった。さすがのジーコもディフェンス力を考えると、アレックスに左サイドの全権をあずけるのは危険だと思い始めたということなんだろうか。
 なにはともあれ前の試合に続いて、久保と小野の復調の具合が一番の注目をあびる試合だった。けれどアントラーズ・ファンである僕個人の一番の注目は、なんといっても小笠原の出来だ。ヒデと俊輔の後塵を拝している現状において、二人が不参加のこの2月の3試合は彼にとってこの上なく重要なアピールの場となる。ここでどれだけの存在感を発揮できるかが、今後の彼の立ち位置を大きく左右することになるのは想像に難くない。
 結果から言えば、1アシスト、1ゴールだから、この日の小笠原は十分なアピールを果たしたと言える。アシストはエース久保に対するものだし、ゴールはセンターラインの手前からの、ジーコでさえ見たことがないと語るほどの超ロング・ループ・シュート。でもってフル出場を果たして、守備での貢献度も高いときている。これで評価されなかったらば、どうかしている。
 とはいうものの。正直に言ってしまうと、ファンとしてはこれくらいじゃまだ駄目だろうという気もした。パスミスも少なくなかったし、ゴール前でぽっかりとシュートコースがあいた場面があったのに、シュートを打てなかったりもしていた。まだまだ改善の余地はあると思う。少なくてもまだヒデと俊輔からレギュラー・ポジションを奪うほどの、圧倒的な存在感は示しえていない。現状でも間違いなく23人の枠には入るだろうけれど、スタメンは望めない。残念ながらそれが小笠原の置かれた状況だと思う。インド戦にはこれまでのサッカー人生のすべてを賭けるような気迫を期待したい。
 小笠原以外では、久保も小野もやはりまだ本調子ではないなあという気がした。貴重なスタメンの機会を得た坪井と村井は、それぞれにいいプレーを見せてくれていたと思う。特に村井。こと左サイドのプレーヤーとしてならば、アレックスよりも村井の方が今の日本代表のスタイルにはマッチしているような気がする。
 なんにしろフィンランドは中盤のプレスも全然かけてこないで、ただひたすら守るばかりという、あまり戦っていておもしろい相手ではなかった。そんな風に守りを固めてきた相手──しかもディフェンダーの平均身長が188センチという高さのあるチーム──に対して、2ゴールを奪って快勝したことには、それなりに価値があると思う。得点はどちらも相手の一瞬の隙を突いた結果で、きちんと崩しての得点ではなかったから、流れの中での得点が少ないという課題はあいかわらず残っているけれど、それでも相手の隙を見逃さないで得点できるというのは、それだけ日本代表のサッカーに対する経験値が高くなってきた証拠だろう。いちおう、アメリカ戦に対する反省も見られたし、まずまず満足のゆく内容だった。
(Feb 21, 2006)

日本6-0インド

アジアカップ最終予選/2006年2月22日(水)/日産スタジアム/BS1

 フォーメーションは今年3試合目にして3パターン目の4-4-2。前の試合からディフェンダーを一枚減らし(当然外れたのは坪井)、替わりに長谷部を攻撃的MFに起用して臨んだアジアカップ予選の第一戦目だ。
 最終スコアからするとまあまあ許せる結果だけれど、実力差を考えるともっと得点できたはずの試合だし、前半の戦い方を見せられた日には、とてもじゃないけれど、試合後に満足なんて言葉を口にできるとは思えなかった。なにせ、圧倒的にボールを支配しながらもフィニッシュの形が作れず、得点は小野のゴールの1点だけ。それも相手のミスからどうにか手にした1点だ。この結果にはむちゃくちゃイライラさせられた。
 とにかく駄目だったのが両サイド。なんなんだ、加地のあのパスミスの多さ、あのトラップの下手さは。もう少し気合いを入れてやってもらわないと困る。
 逆サイドのアレックスも前半は存在感なさ過ぎた。後半に入ってからは積極的にガンガンとミドルシュートを打っていて好印象だったけれど、それでもあいかわらずサイドを深くえぐるようなプレーはまったく見られないし、サイドバックとしてのプレーには不満の方が多い。両サイドがもし本番でもこの調子では、てんで話にならない。
 期待した小笠原も空振り。終始ボールには絡んでいたけれど、でもこのレベルの相手だったらば最低でも1ゴール2アシストは決めないと。この日はいくつかあったシュート・チャンスやCKをひとつも得点に結びつけられなかったのが痛恨だった。一番すごかったのは、自分のシュートの跳ねかえりを自分で打つというのを3本も続けてやって、それがみんな枠に飛んでいたにもかかわらず、全部GKやDFに跳ね返されてしまったシーン。相手の真正面に打ってしまうオガサの技術の問題か、それとも運か……。まあ、今日の試合は運がなかったということにしよう。
 これらの人と反対に好印象だったのが、小野、そして長谷部。このレッズ・コンビは縦横無尽の活躍だった。特に長谷部は精力的にピッチ中を走り回ってボールに触りまくり。あわや代表初ゴールというシュートもあったし、とても初スタメンとは思えない存在感を放っていた。非常に感心した。
 普通ならばあれだけのプレーをしたらば代表定着は確実だと思うのだけれど、ただ彼の場合はポジション的に厳しい。MFはあまりに人材が豊富すぎる。最後尾から追いかけてきた長谷部があれくらいのプレーを見せてくれてしまうと、ジーコも誰を残すか、さぞや頭が痛いだろう。
 頭が痛いといえば、FWのポジション争いもそう。この日は久保が2ゴール、巻がごっつぁんながら1ゴール、そして途中出場の佐藤寿人も代表初ゴールと、出場したFW3人がすべて得点を決めた。
 久保はこの2ゴールで代表通算11ゴールとなり、俊輔を抜いてジーコ・ジャパンの得点王に踊り出た。出場試合数はわずか15だそうだから、それでこの得点率は驚異的だ。まだまだ本調子とは言えないと思うけれど、それでもこれだけの成績を残しているのだから恐れ入る。プレーも徐々にいい感じになってきた。特に佐藤とのワンツーから泥臭く決めた1点目には、少々無理な姿勢からでもフィニッシュに持ち込める彼のずば抜けた得点感覚が発揮されていた。今日の試合では復帰後初のフル出場も果たしたし、これでこのまま怪我さえしなければ、本番のFWの一枚は彼で決まりだろう。頼れるエースがようやく復活を果たしたと考えてもよさそうだ。長谷部の活躍と並び、彼の2ゴールがこの試合における一番の収穫だった。
 巻は久保とプレー・スタイルが近いものがあるので、この久保の復活でだいぶ分が悪くなった感じがする。今日のゴールも長谷部の得点を横取りしたような形だったし……。
 一方、佐藤寿人のゴールは、動き出しの良さとボールの受け方の上手さが際立った、素晴らしいゴールだった。さすが去年のJ1日本人得点王。ゴールを決めたい、代表に残りたいという意欲も強く感じられるし、なかなかの好印象を受けた。
 ただ見たところ、柳沢や大黒と似たタイプなのが痛い。先行する二人も代表ではそれなりに得点を決めているし、実績を重視するジーコのもとでは、やはり23人に残るのは厳しそうな気がする。
 なにはともあれ、アジアカップの初戦は、小野(これがジーコ・ジャパンになっての通算100点目だそうだ)、巻(の腹。アシストは長谷部)、福西、久保、佐藤、久保の6ゴールで無事に快勝。まずはめでたし。
 しかしこのインドが優勝したという南アジア選手権のレベルって……。
(Feb 23, 2006)

ガンバ大阪1-3浦和レッズ

ゼロックススーパーカップ/2006年2月25日(土)/国立競技場

 去年、ポンテがいただけでも十分に手強かったレッズに、小野とワシントンが加入。この三人がトライアングルを組むってのは、ちょっと反則気味じゃないだろうか。でもって左サイドにはアレックスの控えに相馬崇人がいたり、FWには黒部がいたり。そりゃ強いだろうよ。いやになっちゃうぜ。
 対するガンバも加地と明神、攻撃力と守備力のバランスの良い新旧日本代表選手を獲得、アラウージョと大黒の抜けた穴は、マグノアウベスと播戸で補おうという作戦。こちらもそれなりに楽しそうなチームにはなっている。
 この日の試合ではガンバが代表戦での疲労を考慮して宮本、加地をベンチスタートさせたのに対して、レッズは小野、長谷部、坪井三人を先発出場させてきた。その辺の意気込みの違いがチームの勢いの差として表れていたように思う。レッズが堀之内、ワシントン、ポンテの3ゴールに対して、ガンバはオウン・ゴールの1点のみ。レッズの快勝だった。
 どうにも今年のJ1は厳しそうだ。
(Feb 27, 2006)

ボスニア・ヘルツェゴビナ2-2日本

親善試合/2006年2月28日(火)/ドイツ・ドルトムント/日本テレビ

 ロスタイムに同点ゴールを決めた中田と、それをアシストした俊輔がこんな会話を交わしたのだそうだ。
「珍しいですね」
「あり得ない」
 普段はクールなヒデがそんな風に、いまどきのアキバ青年のような発言をしてしないではいられないほど、それはまさかと思うようなゴールだった。
 ロスタイムは、ボスニア選手のわざとらしい時間稼ぎで、既に提示された3分を大きく過ぎていた。選手たちは誰もが次のワンプレーで試合終了だと思っていただろう。相手DFの集中力はあきらかに切れていた。
 そこにあがってきた俊輔のクロス。中へ詰めていた中田へのどんぴしゃのクロスだった。中田はそれをダイビングヘッドでゴールに突き刺した。GKが反応できないほど見事なシュートだった。実にひさしぶりの中田のゴール。ヘディングとなると、いつ以来だろう。ひさしく見た覚えがない。そしてなんと、俊輔と中田のホットラインからの得点というのも、実は初めてなのだそうだ。それが後半ロスタイムの同点弾。そりゃあ、「あり得ない」とも言いたくなろうってものだ。僕も見ていて思わず、「マジかよ」と口にしていた。
 それにしてもジーコが監督になってから、ロスタイムのゴールは一体これで何本目だろう。ざっと覚えているだけでも、W杯一次予選オマーン戦の久保、最終予選北朝鮮戦の大黒、近いところでは今年最初のアメリカ戦の中沢……。それこそ「あり得ない」くらいのパーセントなんじゃないだろうか。それこそ奇跡とか、マジックとかいう言葉を使いたくなるような……。そう、まさにマジックと呼びたくなるような、そんな驚きがあると共に、あやしげでもあるサッカーを、ジーコの選んだ日本代表は繰りひろげている。
 ワールドカップ本大会直前の合宿までのスケジュールからすると、海外組の選手を招集できるのは、おそらくこれが最後になると言う。そういう意味でとても貴重な試合だった。そしてそれは、ボスニア・ヘルツェゴビナという、思いがけない強国との対戦ということで、非常に貴重な経験の場となった。本当にボスニアは強かった。なんでもこの国はジェフ千葉のオシム監督の母国なのだそうだ。そう聞くと、なるほどと思う手強さだった。とにかくガタイがいいくせに、パスワークも早くて。本当はこの日はアジアカップ予選でサウジと対戦するはず──というか日本はそのつもり──だったのだけれど、サウジが一方的にスケジュールを変更して他の国との試合を入れてしまったので、あわてて探し出した対戦相手がこのボスニアだった。けれどそれが怪我の功名となった感じだ。サウジと対戦するよりもよっぽどよかった。お礼をいいたいくらいだ。
 それにしてもこんな国が出られないワールドカップの欧州予選って……。予選で対戦するクロアチアはこの翌日の親善試合でアルゼンチンに勝ってくれてしまうし、どうにも欧州のレベルの高さをまざまざと感じさせられた今週だった。
 まあ、日本も遠いドイツまで出向いて、ほとんど練習時間もとれず、ぶっつけ本番みたいな試合だったし、その中ではよくやったのではないかと思う。少なくても前半は五分に戦えていたし(後半はひどいもんだったけれど)。氷点下0度前後の気温と、雨がときどき雪に変わるような天候、そしてぬかるんだピッチ。こんなコンディションの中、欧州の強国と曲がりなりにも引き分けたのだから、とりあえずよしとする。少なくてもピッチ・コンディションの悪いサンドニでフランスにこてんぱんにやられた頃にくらべれば、進歩しているんだと思うし……。本当だろうか?
 この日のスタメンは川口、加地、中沢、宮本、アレックス、ヒデ、福西、俊輔、小笠原、高原、久保という十一人。小野や稲本をベンチに置いて4-4-2で戦ったのは、ジーコ曰く、「コンフェデでの出来が良かったから、同じメンバーで再びどれくらいやれるのかを見てみたかったから」なのだそうだ。確かに前半は良かったのだけれど、後半はまるで別のチームのようだった。あれはなぜだろう?
 日本の得点はCKからの高原のヘディング、そして冒頭にも書いたとおり、後半ロスタイムの俊輔のアシストによる中田のダイビングヘッド。中田のゴールは、直前に倒れて露骨に時間稼ぎをしていた相手DFのおかげ、みたいな印象もあった。彼のせいでみんなが「もうこれでおしまい」みたいな気分になっているのが、手にとるようにわかった。でもそんな中でも最後まで諦めずにきちんと攻めていたからこその得点だ。そのことを高く評価したい。あれがなかったらば、本当にやり切れなかった。
 失点の方は、1点目が中沢がPKをとられてのもの。中沢のマークがずれていたのが原因ではあるけれど、倒れた相手も上手かった。2点目も中沢が競り負けてヘディングでシュートを打たれ、それを川口がはじいたこぼれ球を決められてしまったもの。どちらもミス絡みだった。
 でもまあ、それ以外にも再三サイドからクロスをあげられ、フリーでヘディングを打たれるシーンがあったので、下手をしたらあと3点くらい取られていてもおかしくないような内容ではあった。今年に入って以来、日本代表で一番頼りになるディフェンダーだと思っていた中沢の出来がどうにも悪いのが気がかりだ。
 途中出場の小野、稲本、柳沢、大黒は、プレーの時間も短かったし、ほとんど見せ場がなかった印象だった。中では柳沢が、まあ持ち前の動き出しの良さを見せて、ちょっとくらいはアピールできていたかな、という感じ。せっかくのヨーロッパでのゲームなのに、松井のプレーを見せてもらえなかったのが残念だった。
(Mar 02, 2006)