ブリーラム・ユナイテッド0-0鹿島アントラーズ
AFCチャンピオンズリーグエリート・第4節/2026年11月4日(水)21:15/ブリーラム・スタジアム/DAZN
セレッソ戦から中3日、タイに移動してのアウェイでの一戦。
この試合で鬼木は思い切ったターンオーバーをしてきた。
なんと、柴崎、優磨、チャヴリッチ、関川、小池らは現地に帯同せず。かわりにベンチには倉橋、大貫、平島、高木という、誰それって選手たち(全員二種登録で17~18歳)が4人も入っている。
スタメンも若い! GK早川(26歳)、DF津久井(22歳)、千田(32歳)、元砂晏翔仁ウデンバ(17歳!)、大川佑梧(19歳)、MF樋口(30歳)、三竿(30歳)、松本遥翔(20歳)、林晴己(22歳)、FW徳田(19歳)、吉田湊海(18歳)というメンバーで、平均年齢は、23.3歳――って。ほぼ五輪代表じゃん!。
スタメンのうち、千田、三竿、樋口、早川の4名を除いた、残りの全員がU-23以下。ベンチ入りした選手全体でも平均年齢は24.7歳(AIさんに教えてもらった)。おそらく公式戦ではクラブ史上もっとも若いスクワッドだろう。
次節のFC東京戦を重視したからこそのターンオーバーなのだろうけれど、でも鬼木がこのメンツで戦えるって判断したってことは、対戦相手のブリーラム・ユナイテッドもやっぱ弱い?
――と思ったら、決してそんなことはなかった。ほぼ5バックの守備的なサッカーだったから、攻撃面での恐さはなかったけれど、個々の質は決して低くなかった。
それもそのはず。ブリーラムにはタイの選手がほとんどいなかった。
出場選手のうち、タイ人はたったひとりだけ。あとはブラジル人3名が最多の多国籍軍で、内訳はスペイン、セルビア、オーストラリア、ガーナ、ルーマニア、イラン、フィリピンが各1名ずつ(GKがイングランド出身のフィリピン代表とのこと)。
なんという多様性!
ここまで世界中の選手が集まっていると逆に壮観だ。途中出場もブラジル人ふたりにスペイン人ひとりだし、もうどこの国のクラブと戦ってんだか、よくわからない。
まぁ、こういうクラブがACLに出てくるってことは、タイのリーグの実力がそこそこって証明だろう。でも逆にこれくらい助っ人の多いクラブがリーグにあると、対戦する国内選手の強化にはつながりそうな気もする。ハノイもけっこう強かったし。あ、それはベトナムか。
いずれにせよ、そんなわけでこの日の試合は、鹿島の未来を担う若者たちが、世界中から集まった多国籍軍の海外クラブと戦うという図式だったわけだ。
結果としてスコアレス・ドローに終わってしまい、残念ながら4連勝とはならなかったけれど、若い選手たちはじつによく戦った。スタッツは互角以上だし、確実に内容は相手を上回っていた。助っ人外国人たち相手にこの結果は上出来だ。若者たちにとってもまたとない経験になったはず。
まぁ、後半からは松村、レオ・セアラ&エウベル、マテウス・ブエノ、小川といった、主力をつぎ込んで勝ちにいったのに、勝ちきれなかったのはやや誤算。でもやっぱ、主力組はさすがっすね。彼らが出てきてからは攻撃の迫力が違った。
なんにしろ若い子たちはみんなよかった。なかでも元砂がすげー。CBとしてプレーするのを観たのは初めてだったけれど、プロの試合であんな落ち着いたプレーをしてみせる高校生っている? もう今後ずっと彼がスタメンでもいいんじゃないだろうか。そんなこというと関川にかわいそうか。
でもこのままだと鹿島でレギュラーに定着する以前に、海外のクラブに引き抜かれそうな。それくらいいい選手。本当にこれからが楽しみだ。
(Nov. 06, 2026)


![PURE [Explicit]](https://m.media-amazon.com/images/I/51EH47K3yAL._SL75_.jpg)

















