鹿島アントラーズ2-3柏レイソル
J1・第12節/2026年10月24日(土)15:00/メルカリスタジアム/DAZN
優勝争いの一角、柏レイソル相手にホームで痛恨の逆転負け……。
この日のスタメンは、前節からマテウス・ブエノを柴崎に、吉田湊海を林に替え、怪我で離脱したレオ・セアラのところには徳田を入れた形。
途中出場はチャヴリッチ&小池、マテウス・ブエノ&エウベル、吉田湊海の5人。
試合は前半途中まではこちらのペースだった。柴崎からのスルーパスを受けた優磨のアシストで徳田がゴールを決めて鹿島が先制したところまではいたって順調。柴崎のパス、優磨のクロス、そして相手DFと競り合いながら、難しい体勢から左足のボレーであわせた徳田、それぞれがあっぱれの先制点だった。徳田はこれが今季初ゴール!
ところがそのあとがよくない。
まずは遠藤渓太(知らないうちに移籍していた)のシュートが植田にあたってゴールネットを揺らしてしまった1点目。
こういったら酷かもしれないけれど、あそこでDFが自分に向かって飛んできたボールをよけようとしちゃ駄目じゃん? それも、よけきれずに体にあたってコースが変わり、ゴールになってしまったんだから、不運だったで済ませてはいけない気がする。
さらに、そのあと前半ロスタイムに山内日向汰に許した逆転ゴール。あれも駄目でしょう? するっとペナルティエリアへパスを通されてしまった守備の緩さが問題。まぁ、相手のパスとシュートも見事だったのはたしか。でも枚数は足りていたんだから、ちゃんと止めないと。なによりあの時間帯も失点はもってのほかだ。
山内にはさらに、後半にも1点奪われてしまう。今回は早川が真正面へのシュートをキャッチしそこない、ボールが彼の頭上を越えてゴールネットへころころ……。
もうこの日の守備はなんなんだって感じだった。自滅した感がすごい。
その後、後半頭から途中出場したチャヴリッチがゴールに背を向けたまま、来たボールをトリッキーな足さばきでゴールへと流し込んで1点差としたものの――なんか偶然決まっちゃったみたいな印象だったけれど、あれを狙って決めたんならチャッキーは天才だ――反撃は結局そこまで。
終了間際には、キム・テヒョンが足を痛めてプレーできなくなり、10人で戦うことになってしまったし、この展開で数的不利になったら、もうお手上げだった。この場面では、味方が倒れているにもかかわらず、プレーを切らずに攻めていったところに、チーム全体の余裕のなさが感じられた。仲間が痛がってんだから助けようぜ。
いやでも、レオ・セアラにつづいて、キム・テヒョンまで怪我で長期離脱を余儀なくされそうなのは厳しいな。次節以降の関川と千田の奮起に期待だ。
対する柏は、ベンチ入りした全員が日本人だったから、珍しいなと思って調べたら、なと、今季は外国人選手がひとりもいなかった。名前がカタカナなのは監督のリカルド・ロドリゲスだけ。それできっちり上位争いしているのがすごい。神戸も元日本代表の選手を主力として二連覇を果たしたし、ヨーロッパに渡った日本人選手たちも普通に活躍しているし、もはやJリーグは外国人に頼らずとも十分に戦える時代になったのかもしれない。まぁ、とはいえ鹿島のエースはレオ・セアラなわけだけれど。
それにしても、前節の新井といい、この日の山内といい、今季ここまで1ゴールしか決めてなかった選手たちにいきなり複数ゴールを許すのって、なんなんだろうか。鹿島って昔からそういうのが多い気がする。敵の潜在能力を開花させる栄養素みたいなものがあったりするんじゃなかろうか。
(Oct. 26, 2026)



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