鹿島アントラーズ2-0ガンバ大阪
J1・第9節/2026年10月9日(金)19:00/メルカリスタジアム/DAZN
あいだに代表戦を4試合もはさんだので、およそ3週間ぶりとなったJリーグ。
ガンバ大阪をホームに迎えてのこの一戦。なんといっても最大のトピックは鈴木優磨の今季初ゴール! それもレオ・セアラとの両エースによるアベック・ゴール!
守っても5試合ぶりのクリーンシートだったし、最高の形でリーグの再開を迎えることができてなによりだった。
スタメンは、GK早川、DF広瀬、植田、キム・テヒョン、小川、MF三竿、柴崎、松村、吉田湊海、FW優磨、レオ・セアラの11人。
4戦連続勝ち星なしという状況での大事なこの一戦に吉田湊海がスタメン出場!――というのでまず、おーっと思った。
でもってこの吉田の出来がいい。これまでのスタメン出場とは段違いによかった。きょうに限っては、だてにチャヴリッチ、エウベル、徳田という先輩たちにベンチを温めさせてるわけじゃないなって思わせるプレーを見せてくれていた。
そんな好プレーが結果に結実したのが、前半36分の先制ゴール!――と思ったら。
VARが介入してオンフィールドレビューが行われた結果、御厨主審がファールの判定を下してノーゴール……。
確かに吉田が左腕でGK一森を押していたけれどさ。あれくらいの接触は今年のジャッジ基準からすればOKじゃん? フィールド・プレーヤーどうしのファールには甘いのに、相手がGKになったとたんに判定が厳しくなるのは納得がゆかない。
なんにしろ、この判定により吉田のJ初ゴールはおあずけとなった。
鹿島に先制点が生まれたのは、そのジャッジのため、6分もあった前半のアディショナル・タイムがそろそろ終わろうというころ。右サイドの広瀬があげたクロスがレオ・セアラの頭にどんぴしゃ! 見事なクロスと圧巻のヘディング。あの位置で広瀬にどフリーでクロスをあげさせたガンバの自業自得という気もした。
後半に生まれた優磨のゴールはキックオフから15分後。後半は左MFへとポジションを変えていた優磨が、セットプレーの流れから、三竿の落としたショートパスにダイレクトであわせて、ボールをゴールへと流し込んだ。
あれだけゴールに嫌われていた優磨のシュートが、このときばかりはシュートコースにDF二枚とGKがいたのに、全員をすり抜けて決まるんだから、やっぱ決まるときは決まるもんだよなぁって思った。
まあなんにしろ、遅ればせながらでもエースの初得点はめでたい。試合後のヒーローインタビューではレオ・セアラに10点差をつけられているから早く追いつかないと、みたいな頼もしいコメントも聞かせてくれていた。そのユーモアのセンスもあっぱれ。有言実行に期待している。
鹿島の途中出場は、津久井&チャヴリッチ、マテウス・ブエノ&林、徳田の5人。そういや、マテウス・ブエノがスタメンを外れたのは開幕以来初だったので、その点でもおっと思った。まぁ、次節のACLに向けて温存したのかもしれない。
対するガンバは今期から明神が監督となって、ここまでわずか1勝で降格圏内の18位という苦しい状況にあえいでいる。
でも、ひさしぶりに観た宇佐美はあいかわらずうまいし――前半のロスタイムにバーをたたいたシュートが決まっていたら、試合はまた違った展開になっていたかも――チームとしての守備意識も高くて、決して出来が悪い感じでもなかった。
とはいえ、この世界は結果がすべてだからなぁ。先週はヴェルディの城福監督が成績不振の責任を問われて解任されてしまったし、明神がそのあとを追わないで済むといいなと思っている。
そのほか、ファン・アラーノは去年いっぱいで退団していて、スタメンの外国人はウェルトンというブラジル人ひとりきりだった。ワントップは宮崎から加入したばかりの
あと、宇佐美のプレーを観ていて、なんかヤットっぽくない?――とか思ったら、ガンバのベンチにはその遠藤保仁がいた。すでに2024年には戻ってきていて、この夏からヘッドコーチを務めてんのね(まぁ、だから宇佐美がヤットに似たってことはないんだろうけど)。明神がだめだったら、次はヤットって可能性もあるんだろうな。それはそれで楽しそうだけれど、当面は明神にがんばってもらいたい。
なんにせよ5試合ぶりの勝利の味は格別だった。ここからの一ヶ月は毎週2試合ずつの過密日程がつづくので、この勢いを大事にして欲しい。
(Oct. 11, 2026)




















