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最近の五試合

  1. 05/12 △ 鹿島3-3東京V (J1・第13節)
  2. 05/06 ○ 柏1-2鹿島 (J1・第12節)
  3. 05/03 ○ 鹿島3-1湘南 (J1・第11節)
  4. 04/28 ○ G大阪1-2鹿島 (J1・第10節)
  5. 04/20 ● 鳥栖4-2鹿島 (J1・第9節)
    and more...

鹿島アントラーズ3-3東京ヴェルディ

J1・第13節/2024年5月12日(日)/カシマサッカースタジアム/DAZN

 16年ぶりにJ1に戻ってきたかつての宿敵・東京ヴェルディとの一戦は3-0からドローにされるという、まさかの展開になった。あぁ、痛恨の連勝ストップ……。
 前節と同じスタメンでのぞんだこの試合。ホームゲームという点を差し引いても、どう考えたってこちらが有利だった。
 なんたってヴェルディは鹿島からレンタル移籍中の染野と林(ふたりともこれまで全試合スタメン出場していたらしい)が契約の都合で出られない。そのほかにはキャプテンの森田晃樹と、U-23アジアカップ優勝の立役者になった山田楓喜くらいしか知っている名前がない。でもって外国人選手はGKのマテウスと途中出場のチアゴ・アウベス(聞いたような名前だけれど知らない選手)だけ。
 そんなクラブ相手に開始わずか5分でVARの介入によりハンドでPKをゲット。これを優磨が決めて先制すると、その3分後にはカウンターから名古が追加点。後半5分にはセットプレーから植田のヘディングが決まり3-0。誰だって当然これで4連勝間違いなしと思う。
 ところがそれから、まさかの展開が待っていた。
 まずは濃野&師岡を須貝&藤井、名古を樋口に替えたあとに、途中出場の齋藤功佑という選手に技ありのゴールを決められる。シュートコースに鹿島の選手が3人もいたのに、誰も止められず。
 まぁ、このゴールはまだ仕方ない。思い切りよくシュートを打った相手の勝ち。
 でもそのあと、残り15分ちょいを残して知念を土居に替えたところから、さらに雲行きが怪しくなる。
 そのまま聖真がボランチに入ったことで守備が不安定になり、チームは相手に押し込まれたままになってしまう。でもって80分に左サイドからクロスを入れられ、それをニアの選手が空振りしてファーに流れたボールを木村勇大という23歳の選手に決められて1点差。
 楽勝のはずがいきなり薄氷を踏むような試合になったと思っていたら、ついには後半ロスタイムにセットプレーから10番の見木友哉という選手に押し込まれて同点とされてしまう。あぁ、なんであと数分持ちこたえられないかな……。
 ヴェルディの2点目、3点目はどちらも一人目の選手がシュートミスしたボールを二人目が決めた形だった(3点目は見木が触らなくて入った気がするけど)。そうやって複数選手がちゃんとゴール前に詰めていたからこその得点だ。3点差に折れずに戦いつづけた相手があっぱれだった。
 まぁ、終わってみれば、シュート数はヴェルディの17本に対して、鹿島はわずか8本。途中まで3-0だったのが嘘だったみたいな、ひどい試合になってしまった。これで勝てたらそのほうが不思議ってスタッツだった。あーあ……。
 ヴェルディの監督は城福さん。かつてFC東京を指揮した人が、同じ東京のもうひとつのクラブの監督としてJ1に戻ってきたのはなかなか熱いよなとか思っている場合じゃなかった。まぁ、とりあえず負けなかったのだけが救いだ。
(May. 13, 2024)

柏レイソル1-2鹿島アントラーズ

J1・第12節/2024年5月6日(月)/三協フロンテア柏スタジアム/DAZN

 ゴールデンウィークの三連戦で三連勝~!
 しかもそのうちのふたつは、開幕戦以来勝ち星がなかったというアウェイ!
 サッカーファンとしてはこんなにハッピーなGWはまたとない。まさに黄金週間の名にふさわしかった。
 ――とはいっても、前節のスタメンから樋口を師岡に入れ替えて臨んだこの柏戦。決して試合内容がよかったわけではなかった。
 いやもとい。前半についてはそうでもない。そうそうに名古の個人技から先制したし、対する相手のシュートはマテウス・サヴィオが早川と一対一のチャンスに打ったループシュート一本(さいわい枠を外れた)だけじゃないかったかと思う。ほぼ鹿島が主導権を握った45分だった。
 柏は直前までU-23アジア杯に参加していたエース細谷(優勝おめでとー)がベンチを外れたので、その一点だけでも鹿島有利だった。
 ところが、柏が後半の頭から木下康介という長身(190㎝)のFWを入れてきてから様相が一変する。
 ロングボールに競り勝てるFWが入ったためか、ここからは完全な柏ペース。ポポヴィッチも劣勢を跳ね返すべく、名古と仲間を聖真&チャヴリッチに替えて反撃に出ようとするも、その直後に戸嶋のアシストから島村拓弥という坊主頭のFWに技ありのシュートを決められて同点とされてしまう。
 さらにはその5分後には植田がハンドでPKを取られて、すわ逆転というピンチ。
 このPKでキッカーのマテウス・サヴィオのシュートが左の枠をとらえられなかったのが、もしかしたらこの日の勝因かもしれない。
 ――なんてのも情けないが。でも柏のハイプレスが厳しくて、その後もまるで勝ち筋が見えなかったから、あのシュートを外してくれたのは、ほんとサヴィオ様々だった。
 彼は後半ロスタイムの最後にも早川が飛び出してゴールが無人になったチャンスにシュートを外して同点のチャンスを不意にしていたし、本当にこの日は踏んだり蹴ったりだった。お気の毒さま。間違いなくいい選手なんだけどねぇ。
 でもほんと、後半の柏のハイプレスはすごかった。中二日での過密日程なのに、この差はなにって思って確認したら、あちらは前節から四人スタメンを入れ替えていた。対する鹿島は一人だけで、この三連戦のスタメンはほぼ固定。そりゃスタミナに差が出るのも仕方ないかもなぁって思ってしまった。
 ポポヴィッチの選手起用にはこれといった不満はないけれど、もうちょっとローテーションを上手く使いこなしてくれると嬉しい。あと、この日も交替カードは4枚しか切ってないし。日程が厳しいんだから、ここはちゃんとすべて使おうぜとは思う。
 ちなみに残り十分ちょいで師岡を樋口に替えたあと、この日の最後のカードを切ったのは後半ロスタイムの勝ち越し後。守備固めで5バックにするため、途中出場の土居聖真を下げて須貝を入れてきた。おそらくピッチでいちばん疲れてないだろう聖真の交替はさすがにどうかと思った。彼のプライドもあるだろうし、そりゃないんじゃないと思いました(試合後に優磨が聖真の肩を抱いて慰めていた)。
 その交替の直前に生まれた劇的な決勝弾は、優磨のアシストからチャヴリッチ。頼れるエースふたりの見事な連携から生まれた素晴らしいゴールだった。結果的にはこの三連戦でチャヴリッチをスーパーサブとしたポポヴィッチ采配はずばり正解だった。
 柏は順位こそ低めだけれど、さすがに井原のチームだけあって守備が固く――個人的には古賀と犬飼のCBコンビが大のお気に入り――失点の少なさだけなら上位クラスだから、そこから土壇場で勝ち点3をもぎとれてほんとよかった。
(May. 07, 2024)

鹿島アントラーズ3-1湘南ベルマーレ

J1・第11節/2024年5月3日(金)/カシマサッカースタジアム/DAZN

 ひさびさの連勝~。
 スタメンは早川、濃野、植田、関川、安西、知念、海舟、樋口、仲間、名古、優磨という、前節と同じ11人。チャヴリッチはなぜかまたベンチスタートだった。
 でもって、このメンツで前半はまるでいいところなし。相手は降格圏内に沈んでいる湘南なんだから、ここはさくっと勝って欲しいところなのだけれど、なかなかそうはいかないのがJリーグだなぁと、この日もまた思う。
 でも後半の頭から樋口をチャヴリッチに替えたことで状況が一変する。
 開始わずか5分で、右CKの流れから先制点。一度は跳ね返されたボールを仲間が右サイドのチャヴリッチへとつなぎ、チャッキーがファーサイドへと頭で折り返したボールを優磨がヘディングで決めた。
 頼れるエースふたりの連携から生まれた素晴らしいゴール。前半の苦戦が嘘みたいにあっさりと点が入ってしまって拍子抜けした。
 つづく追加点も優磨。名古の左サイドからのFKに、ゴール前へするっと入り込んで足で合わせた。練習かよってくらいに鮮やかだった。湘南のディフェンスはなにしてんだよってくらいのあっけなさ。
 とどめの3点目もよかった。相手の攻撃をしのいでボールをセーヴした早川が、右サイドの最前線に残っていた優磨を見逃さす、即座のロングフィード。そこからドリブルで攻めあがった優磨が相手DFをかわしてクロスを入れ、ゴール前に詰めていたチャヴリッチが下がりながら頭であわせた。開幕戦での彼のゴールを思い出させる上質のヘディング弾だった。早川のセーブからわずか10秒足らずじゃなかろうか。わずか3人で決めたとても見事なカウンターだった。
 いやはや、この日の3ゴールはどれも完璧だった。
 惜しむらくは、そのあと後半40分に1点を奪われたこと。相手の波状攻撃から、一度は早川がシュートを止めるも、そのこぼれ球を福田翔生{ふくだしょう}という23歳のFWに押し込まれた。今年は早川がせっかく止めたのに、そのあとのこぼれ球を決められるケースが多い気がする。もうちょっと守備陣にがんばってもらいたい。
 でもまぁ、残念だったのはその1点だけ。エース鈴木優磨の2ゴール1アシストでの快勝でいい気分だ。途中出場は、チャヴリッチ、聖真&師岡、藤井、須貝の5人で、藤井は優磨に替えての投入だった。過密日程ゆえ、エースを早めに引っ込める余裕の展開(失点はそのあと)だった。
 対する湘南の監督は今年も山口智で、最前線にかつてのJ2得点王ルキアンを要し、GKは26歳の韓国人ソン・ボムグン、最終ラインにはキム・ミンテ、途中出場で杉岡という元・鹿島勢がいた。杉岡と一緒に後半頭から出てきた山田直樹は髪を七三にセットしていた(誰かと思った)。途中から阿部浩之も出てきたし、思ったより選手層が厚い気がする。
(May. 04, 2024)

ガンバ大阪1-2鹿島アントラーズ

J1・第10節/2024年4月28日(日)/パナソニックスタジアム吹田/DAZN

 ダニエル・ボヤトス体制二年目の今季のガンバは、ここまで好調で上位につけているので、これも難しい試合いになるんだろうと思っていたけれど、好プレーとVARに救われて、なんとか勝ち点3をゲットすることができた。
 スタメンは早川、植田、関川、安西、海舟、知念、樋口、仲間、名古、優磨。途中交替は名古&樋口&仲間→聖真&チャヴリッチ&師岡、濃野→須貝の4組だった。
 開幕からずっとスタメンだったチャヴリッチがなぜだかスタメンを外れたのと、ベンチ入りした外国人が彼ひとりだったのがサプライズ。ここからGWの過密日程がつづくから、ローテーションを考えているのかもしれない。
 得点は仲間と濃野で、どちらも最初はオフサイドの判定を受けたのちに、VARによりその判定がくつがえったもの。この日の線審はさぞや肩身が狭かったろう。
 まぁ、とはいえ、仲間のゴールは、リプレイを見る限り、逆サイドのDFが残っていたので、あきらかにオフサイドではなかったけれど、濃野のほうは、一つ手前でボールにさわった優磨がオフサイドに見えたので、ほんと紙一重――というか、僕には証拠映像を見せられても、あれがなんでオフサイドではないのかわからなかった(理由は濃野が「ボールより守備側チームのゴールラインに近くなかった」かららしい。またひとつ勉強しました)。あれが認められたのは本当にVAR様々だった。
 ちなみに仲間のゴールは、最終ラインの裏へと抜けだした仲間が、知念からの見事なパスを胸トラップして、GKとの一対一のチャンスをきちんと決めたもの。濃野は仲間からのクロスがファーに流れる先にしっかりと詰めていた。
 これで濃野は3試合連続ゴール。ルーキーとしては史上8人目の快挙で、DFとしては史上初だそうだ。このところ彼が中へと切れ込んでフィニッシュに絡む形が攻撃のオプションとして大きな武器になっているのが素晴らしい。
 とはいえ、仲間にしろ濃野にしろ、彼らのゴールはある意味オプションなので、まだチームとしてきちんと得点の形が構築しきれていない感は否めない。勝ったからといって、まだまだ安心できる内容ではないと思う。
 あと、このところ成績が上がらないのは、守備が安定しないせいもあるので、せっかく仲間のゴールで先制したのに、前半のうちに同点に追いつかれたのには、やはりああ……と思った。
 失点は、右サイドからの突破を図った97番のブラジル人・ウェルトン――そういやこれまで書いてなかったけれど、去年から背番号の規定が変更されて、二桁だったら何番をつけてもいいことになったらしく、前節のヒアンも99番をつけていた。鹿島の最大はパレジの77番(この試合で今季初めてベンチを外れた)――が安西と交錯して一度は倒れながら、即座に起き上って、ゴールラインを割る一歩手前でクロスを入れ、これをゴール正面に詰めてきていた坂本一彩{さかもといさ}という二十{はたち}の選手が決めたもの。
 関川はルーズボールに詰めるのが一歩遅れてクロスを止められなかったし、植田も坂本のマークについていながらシュートを止められなかった。普段は頼りになる両CBだけれど、あの場面はともに集中力を欠いた感があって残念だった。でもまぁ、あれはウェルトンの諦めない姿勢の勝ちかなとも思う。
 ガンバは中谷進之介が移籍してきて、三浦弦太とコンビを組むCBがなかなか強力そうでいい感じだったけれど、その三浦が後半途中に、いやな感じで足を痛めて退場してしまったので、これからはちょっと厳しいんじゃないかと思う。
 あとはキャプテンの宇佐美、去年もいたダワンと黒川、途中出場の倉田以外は、なじみのない選手ばかり。今年は世代交替が進んだクラブが多い気がする。
(May. 02, 2024)

サガン鳥栖4-2鹿島アントラーズ

J1・第9節/2024年4月20日(土)/駅前不動産スタジアム/DAZN

 あまりの惨敗に文章を書く気力が……。
 対戦相手の鳥栖はキックオフの時点では最下位に沈んでいたし、濃野の2試合連続ゴールで幸先よく先制したので、きょうはもらったと思ったのもつかの間。
 序盤のピンチを早川がファインセーヴで防ぎ、あまつさえPKまで阻止する大活躍をしてみせていたから油断していたけれど、考えてみれば、早川が目立つってことは、それだけ押し込まれていた証拠なわけで。
 はたして前半30分には鳥栖の7番・手塚の打ったミドルがゴール前に詰めていたボランチ河原(26歳ってマジか)にあたってコースが変わるアンラッキーなゴールで同点とされ、アディショナル・タイムにはCKからファーにいたブラジル人マルセロ・ヒアンにヘディングを決められて逆転を許す展開。
 実況では「今期の鹿島はここまでセットプレーからの失点がありません」とかいっていたから、なんか厭なフラグたってんなぁとは思っていたんだよなぁ……。
 それにしてもロスタイムの逆転弾は駄目でしょう? そんなの鹿島じゃない。
 後半は後半で、35分に途中出場の横山歩夢21歳に右サイドの突破を許し、そこからのクロスを再びマルセロ・ヒアンにダイレクト・ボレーで決められて1-3。
 ヒアンは前半にPKを失敗しているから、それほどいいFWじゃないかと思っていたら、その後のまさかの2ゴール。PK決められてたらハットトリックじゃん……。
 しかもこのブラジル人もまだ21歳。そんな若い子にこてんぱんにされるとは……。
 このゴールのあと、鹿島もPKをもらい――両チームともPKはVARが介入してオンフィールドレビューの結果ハンドとなったものだったけれど、どちらもVARが介入するほうが不思議なくらい明確なハンドだった――これを優磨が決めて1点差とした。
 残念過ぎたのは、そのわずか2分後の4失点目。左サイドへ開いていた(たぶん)佐野海舟がスローインへの対応をミスって相手の突破を許し、マークに入った植田も反応が遅れて、途中出場の福田晃斗という選手にいともたやすくシュートを決めらてしまった。あんなにぶざまに崩されるのを見たのはいつ以来だよってくらいの駄目さ加減だった。
 同情の余地があるとすれば、そのゴールの直前に関川を下げて海舟をCBにコンバートしていたこと。つまり捨て身で同点を狙いにいったポポヴィッチ采配が裏目に出た結果だ。それにしたって、せっかくの追撃ムードに水を差すあの失点はマジでひどかった。本当に強いチームは絶対にあんな失点しないって……。
 まぁ、3日前のルヴァン杯ではJ3の八戸相手に延長戦を戦うていたらくだったから、そのつけを払ったってことなのかもしれない。
 この試合のスタメンは前節と一緒で、途中出場は師岡、名古&ミロサヴリェヴィッチ、パレジ&須貝の5人だった。あぁ、本当にもう……。
(Apr. 26, 2024)