鹿島アントラーズ1-1町田ゼルビア(PK:4ー2)
J1百年構想リーグEAST・第14節/2026年5月3日(日)16:00/メルカリスタジアム/DAZN
5月に突入して、百年構想リーグも残すところあと一ヵ月。はやっ。
この日はホームに難敵・町田を迎えての一戦。スタメンはGK早川、DF濃野、植田、キム・テヒョン、溝口、MF知念、柴崎、松村、チャヴリッチ、FWレオ・セアラ、優磨という11人だった。
懲罰ってことではないんだろうけれど、前節失点につながる致命的ミスをおかした安西はベンチ外で、左SBはひさびさにベンチ入りした溝口。チャヴリッチの先発出場も3月以来だった。
チームの出来はこの日もいまひとつだった。前半は日本代表の座を争う両GK、早川と谷のファインセーブもあり、スコアレスのまま終了。ロングボールに抜け出した優磨からのパスをチャヴリッチが、谷の頭上を抜くループで決めようとして止められたシーンが超おしかった。
後半、先制したのは鹿島。ひさびさにセットプレーの流れから。
柴崎の右CKから、優磨が折り返したボールが、相手に跳ね返されてファーに流れたところへ、キッカーだった柴崎が頭から突っ込んできてヘディングでもう一度折り返し。これがゴール真正面にいたレオ・セアラへのどんぴしゃのアシストになり、レオが得意のヘディングで見事に決めてみせた。柴崎の頭でのアシストって超レアな気がする。
でも、せっかく先制したのに、そのわずか3分後には失点してしまったのが難点。ロングボールからカウンターをくらい、ナ・サンホのクロスをテテ・イェンギに豪快に決められた。前節も今節も、失点の場面では早川がまったくシュートストップのモーションを起こせていない。つづけざまにぐうの音も出ないようなシュートばかり決められるとなぁ……。
失点のあと、鹿島は樋口、田川、師岡、小川、荒木を入れて勝ち越しを目指すも、反撃ならず。結局そのまま試合はドローに終わった。荒木は柴崎との交替で入って、そのままボランチとしてプレーしていた。荒木のボランチ、意外と悪くない。
町田はGK谷、昌子源、岡村大八、中山雄太の3バックに、前寛之とネタ・ラヴィのダブルボランチ、両ウィングバックの中村帆高と林幸太郎も目立っていたし、二列目にはエリキとナ・サンホ、でもってテテ・イェンギのワントップという布陣で、ついスタメン全員の名前を書きたくなるくらいバランスの取れたサッカーをしていた。残念ながら準優勝に終わってしまったけれど、ACLの成績は伊達じゃないなと思った。
いやそれにしても、後半アディショナル・タイムも終わりって時間帯に、カウンターでピンチを招きかけたシーンで、全速力で守備に戻ったレオ・セアラには感動した。あの時間帯にフル出場のエースがあの献身。頭が下がって上がらない。
PK戦では、町田の1番手・下田北斗のシュートが左のバーをたたき、4番目の前を早川が止めて、田川、優磨、小川、レオ・セアラの4人全員が決めた鹿島が勝利。今季初のPK戦での勝ち点2をゲットして、前日の試合に勝って暫定首位に躍り出ていたFC東京から、その座をふたたび取り戻した。
いやしかし、この大会はイージーモードかと思っていたのに、1敗しただけで途端に雲行きが怪しくなるのはどうしたもんだか。
(May. 06, 2026)