オースティン・パワーズ
ジェイ・ローチ監督/マイク・マイヤーズ、エリザベス・ハーリー/1997年/BS録画
フラワー・ムーブメント全盛のロンドンで絶大な人気を誇ったスパイ(で写真家?)のオースティン・パワーズ(マイク・マイヤーズ)。世界征服を企む宿敵ドクター・イーヴル(マイヤーズの一人二役)を捕まえるべく冷凍睡眠中だった彼が現代に蘇る。パートナーに任命されたヴァネッサ(エリザベス・ハーリー)はかつてオースティンの相棒の娘。最初はオースティンの時代錯誤なエロ親父ぶりに辟易していた彼女だったけれど、オースティンの陰りを知らないバカっぷりに次第に惹かれてゆく。
『ウェインズ・ワールド』 でマイク・マイヤーズがブレイクした時には、なんてくどいやつと思ってあたまっから敬遠していたのだけれど、この作品は007のパロディという骨格がはっきりしている分、受け入れやすかった。まあ、好きかと問われると微妙だけれど。
(Jul 10, 2004)