ボーイズ・オン・ザ・サイド
ハーバート・ロス監督/ウーピー・ゴールドバーグ、メアリー=ルイーズ・パーカー、ドリュー・バリモア/1995年/BS録画
人生半ばにして再出発を志すレズビアンの黒人ミュージシャン、ジェーン(ウーピー・ゴールドバーグ)。孤独に打ちひしがれるHIV陽性の金髪美人、ロビン(メアリー=ルイーズ・パーカー)。なりゆきで恋人を殺してしまう尻軽なファニー・フェイス、ホリー(ドリュー・バリモア)。異なった個性を持つ三人の女性の出逢いと別れを、豪華女性アーティストによる古典的ロック・ナンバーのカバーを中心としたBGMに乗せて描く、 『テルマ&ルイーズ』+『フィラデルフィア』 といった趣向の作品。
テーマ曲としてロイ・オービソンの "You Got It" が使われているのは感動的だったけれど、ただ映画自体の出来としてはいまひとつ。アイディアは悪くなかったのに、上手くまとめきれなかったという印象があった。
それにしてもこの映画のタイトルって、いったいどういう意味なのだろう。男は脇に置いておいて、女の子同士で仲良くしましょう、って感じですかね?
(Jun 06, 2004)