Waited Up Til It Was Light
Johnny Foreigner / 2008 / CD
サマソニ08のための予習その4。UKバーミンガム出身のニューカマーで、白人男女に黒人ドラマーという珍しい構成のスリーピース・バンド、ジョニー・フォーリナーのデビュー盤。
このバンド、どこぞでちょろっと耳にしたそのサウンドにおっと思ったのに加え、アルバム・ジャケットがとても可愛かったのにも惹かれて、サマソニ10日前のいまさらながら、とりあえず聴いておこうという気になったのだけれども……。
そしたらこれが、めちゃくちゃ好みだった。ピクシーズにブロック・パーティーを掛けあわせて、毒抜きして陽性にしたような、もしくはロス・キャンペシーノスをスリーピース・バンドにして、よりスピーディーに、よりノイジーにしたような感じで、まさに僕の趣味にどんぴしゃ。いやあ、こういうバンドと出会えて、なにげにライブが観られるのは幸せだ。
それにしてもこのバンドにしても、ロス・キャンペシーノスにしても、UKのアマゾンにレビューがほとんど掲載されていないところを見ると、どうやら本国ではそれほど話題になっていないらしい。個人的にはどちらも非常に気に入っているだけに、ぜひとも売れて欲しいところなのだけれど、なんだか一期一会に終わりそうな気も……。とりあえずしっかりと観てきたい。
(Aug 04, 2008)