ヴァンフォーレ甲府0-1鹿島アントラーズ
J1・第2節/2017年3月4日(土)/山梨中銀スタジアム/DAZN
あっぶね~、あわや勝ち点1で終わりそうになった甲府戦。
この日もアントラーズのユニフォームは白。ほんとピンクはどこいったんだ。なんでも前半はペドロ・ジュニオールのユニフォームが見つからず、17番の子のやつを借りて「1」と名前の部分を白いビニールテープで隠して、着用していたという珍事があったとのことだから、もしかしたらそのせいで全員白で統一したんでしょうかね? そんなわきゃないか。まぁいいですが。
この日のスタメンはクォン・スンテ、伊東、植田、昌子、山本、小笠原、レオ・シルバ、遠藤、土居、金崎、ペドロ・ジュニオール。ACLで怪我をした西にかわって伊東が出てきたことを除けば、開幕戦と一緒。J1ではこれがベースとなるメンツらしい。
対する甲府には仙台との契約が満了となって移籍してきたウィルソンと、かつて清水にいた兵藤、あとは田中
そう、僕はこの試合、ついにDAZNと契約して、初めてネット配信で観た(まぁ一ヶ月の無料体験期間だけでお別れすることになると思うけど)。で、最初は Apple TV に AirPlay でつないでテレビで観るつもりだったんだけれど、どうもそうすると画像がカクカクしてしまって、いまいちだったので、仕方なくMacBookでそのまま観た(そのほうがまだ自然に観られたので)。
まぁ、ノートPCでワイアレスで観ていてるにしては画像はきれいだったけれど、あくまでPCでだから満足できるレベルで、テレビとは比べものにならない。画面は小さいし、たまに止まるし、画質もぼんやりしているので、アントラーズの選手は動きや体型である程度だれだかわかるけれど、相手チームとなるとさっぱり。もしもこんな再生環境でしかサッカーが観られなかったら、新しいファンなんか絶対に増えないと思うぞ。Jリーグ、金に目がくらんで、やっちまったなぁ……。
でもまぁ、無料でアントラーズ戦がフルに観られたのだから、とりあえずきょうのところは文句なし。どれだけ画僧が悪かろうと、少なくても公式サイトの音声中継よりはそれなりにきれいな画像が観られるだけ十倍上等だ……なんて思うのは、おそらく金を払わないでサッカーを楽しもうとする不届きな
肝心の試合内容はといえば、相手が万年降格候補だけあって──そのわりにはこのところ降格していないのがすごい──ひさしぶりにこちらのほうがボール保持率の高い、鹿島ペースの試合だった。
でもやはり、どうにもチャンスが少なくて、なかなか点が入らない。前半をスコアレスのまま折り返し、もしやこのままスコアレス・ドローなんてこたぁないよな?……と不安を感じはじめたころに、レオ・シルバがやってくれました。移籍後初ゴールで鹿島先制~。
でもその後も追加点は遠い。こういう試合って意外と同点にされちゃったりするんだよなぁ……とか思っていると、不安的中。後半ロスタイムももう終わりってころに、相手のカウンター攻撃で山本が痛恨のPKを献上してしまう。あいたた……。
こりゃ駄目だ。開発二戦目にして、甲府に土壇場で同点に追いつかれるようじゃ、今年は優勝争いなんて無理だろう……と思ったこの絶体絶命のピンチを救ってくれたのがクォン・スンテだった。ウィルソンのPK(ちょっとコースが甘かった)を見事阻止! クォン、えらいっ!
ということで、レオ・シルバとクォンの新加入組ふたりのおかげで、なんとか今季初の勝ち点3を獲得できたのがすべてって試合だった。
うーん、いつまでたっても攻撃のギアが入らないのが問題だな。いつになったら改善されるんだろうか。このままずるずるいくようだとまずかろう。メンバーの顔ぶれにはまったく問題ないんだけどなぁ。でもうまくいかない。サッカーって難しい……。
(Mar 04, 2017)