鹿島アントラーズ1-2サンフレッチェ広島
J1・第6節/2023年4月1日(土)/カシマサッカースタジアム/DAZN
DAZNとの契約再開。無事にJリーグが観られる生活が戻ってきたのに――。
なぜまた負けるかなぁ?
結局、去年ダブルをくらった上位3チームとの初戦は3連敗に終わった。
でも、どの試合も負け方が不運すぎる。
川崎の決勝点はPKだし、マリノス戦はオウンゴールで、この日も同点弾はPK。
ここまで不運がつづくってあり? マジで変な呪いがかかっているとしか……。
まぁ、どの試合ももう1点ずつ取られたから負けたわけだけれど、すべて1-2なのだから、勝敗を分けたのは運だといっても言い過ぎじゃないと思う。
だってこの日だって残り5分を切るまでは勝ってたんだよ? 内容的にも押していたし、そこから2失点して負けるなんて、誰が思うかって話だ。
でもそこから負けてしまうのが今年の鹿島。うーん……。
この現実を真摯に受け止めて、後半戦での巻き返しに期待するっきゃない。後半戦できっちり雪辱を果たせれば、まだまだ優勝は夢じゃないぜっ!
――ということで、最悪の逆転負けをくらったホームでのサンフレッチェ広島戦。
スタメンはGK早川、DF常本、植田、昌子、安西、MF佐野、樋口、土居、FW藤井、優磨、知念の11人。途中出場は垣田、松村、仲間、中村亮太朗の4人。
前節は現地観戦したから気がつかなかったけれど、その試合から藤井がFW登録になっていた。つまりフォーメーションは4-3-3。まぁ、今期は実質的にずっとそうだったわけだけれど、メンバー表の時点で明確にを変えてきたわけだ。
試合は前半を0-0で終える拮抗した内容。広島は佐々木、荒木、塩谷という強力な3バックなので、なかなかそう簡単には崩せない。
それでも後半に入り、樋口のFKから知念がヘディングを決めて先制!
きょうの内容ならばこのまま逃げ切れるのでは――という期待が途切れたのは後半41分のことだった。
途中出場の松村が佐々木を倒したということでPKを取られる。
でもあれでPKは可哀想だ。ブロックしようと出した足に、うしろから佐々木の足が引っかかってしまった事故案件。あれをファールといわれたら、どうしようもない。
このPKを途中出場のドウグラス・ヴィエイラに決められて同点。さらにはその2分後に左サイドでのボールロストからショートカウンターを食らい、これをまたもやドウグラス・ヴィエイラに見事に決められて、あっという間に逆転。わずか3分足らずのあいだに天国から地獄へ落とされた。
逆転ゴールの場面は安西がパスミスして相手にボールをカットされ、昌子の横をスルーパスで通されて、なすすべもなくゴールまで持っていかれているので自業自得だ。あの時間帯に攻め急いで、ミスから逆襲をくらうなんて鹿島のサッカーじゃない。
まぁ、とはいえ、エゼキエウのスルーパスも、ドウグラス・ヴィエイラのトラップからシュートまでの流れも絶品だった。敵ながらあっぱれ。
あぁ、それにしても、去年とは違うということを証明する意味でも、この広島戦はとても重要だと思っていたので、ここでの逆転負けは痛恨だわ。選手のメンタルに響かないか心配だ。
でも本当に、ここまで内容は悪くないのだから、ここでめげずに前を向いて欲しい。まだまだシーズンは始まったばかりだ。
(Apr. 02, 2023)