X-ファイル シーズン3

Page: Top 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 [Prev] [Next]

X-ファイル シーズン3 (字幕版)
<

Index of Season 3

p class="text">
  1. 祈り
  2. ペーパークリップ
  3. D.P.O.
  4. 休息
  5. 名簿
  6. 胃液
  7. 歩兵
  8. 土牢
  9. 二世
  10. 731
  11. 黙示
  12. 害虫

  13. グロテスク
  14. 海底
  15. アポクリファ
  16. プッシャー
  17. 骨董
  18. 賭博
  19. 執筆
  20. 化身
  21. ビッグ・ブルー
  22. 電波
  23. タリサ・クミ

#301 祈り ~The Missing Way~

 生死の境目にあったモルダーはホスティーンの祈祷に命を救われる。一方、スモーキング・マンの手先として暗躍するクライチェックによって、モルダーの父に続き、スカリー姉までが凶弾に倒れる……。
 モルダーが大半、意識不明で寝たきりのせいか、新シリーズのオープニング・エピソードとしては地味な印象を受けた。これもやはり続きものなので、前のやつと次の話と三つあわせて一作、と見るべきなんだろう。
 スカリーの身体に埋め込まれたマイクロチップが発見されるのがこの話。
(Aug 20, 2005)

#302 ペーパークリップ ~Paper Clip~

 モルダーとスカリー、廃坑に政府が隠したアブダクション経験者の膨大なカルテを発見。そこにはモルダーの妹サマンサ、そしてさらにスカリーのものまでが……。前シーズンから続いた3話連続エピソードの完結編。
 まだモルダーとスカリーの信頼を得ていない状態のスキナーがちょっと哀れを誘う。FBI副長官と言えば相当偉いはずなんだけれど、まったく偉そうに見えないのが可哀想だ。
 ナバホ族の記憶力に幸あれ。皆殺しにされたりしませんように。
(Aug 20, 2005)

#303 D.P.O. ~D.P.O. ~

 高校時代の女性教師に岡惚れする雷男(ジョバンニ・リビッジ)──『ONE PIECE』のゴッド・エネルの同類?──の話。
 やっぱこのエピソードで一番気を引くのは、『スクール・オブ・ロック』で大ブレイクを果たしたジャック・ブラックが脇役で出演していること。
(Aug 20, 2005)

#304 休息 ~Clyde Bruckman's Final Repose~

 死を予知する能力を持った生命保険のセールスマン、クライド・ブラックマン(ピーター・ボイル)に、モルダーが連続猟奇殺人事件捜査の協力を仰ぐというブラック・コメディ・タッチの一作。
 殺人現場に残されているのは被害者の目玉と内臓のみという猟奇のきわみな殺人事件が発生。事件の捜査員たちが「専門家を呼んだぞ」「でも変人で有名なんだろう」などと噂している。こちらは当然モルダーのことだと思って見ていると、さにあらん。モルダーに一足遅れて現場に到着したのは、有名な霊能者ヤッピという男。捜査員たちはモルダーが作成した犯人のプロファイルよりも霊能者の方が頼りになるとのたまう。この人を食ったようなオープニングのトーンが最後まで続く。『クライド・ブラックマンの最期の休息』というリリカルな原題もいいし、すごくいいエピソードだった。
(Aug 20, 2005)

#305 名簿 ~The List~

 復活して死刑になった黒人カリスマ死刑囚ニーチが囚人仲間に託したリストには五人の名前があるらしい。そこに名前をあげられた関係者が次々と殺されてゆく。死体にはどれも不自然なほどたくさんの蛆虫が……。
 クリス・カーター自らの監督作品にしては、いまひとつ地味な作品。イメージが『新鮮な死体』とかぶっている。
(Aug 30, 2005)

#306 胃液 ~2shy~

 文字通りの意味で女をとろかす男の話──胃液で。
 これまたグロい。最初の被害者の死体が死体置場で骨まで溶けかけているのが見つかるシーンのインパクトはかなりのものだ。ベタベタ系の話であまり好きにはなれないけれど。
(Aug 31, 2005)

#307 歩兵 ~The Walk~

 手足を失った退役軍人が上官に逆恨みをして、幽体離脱で復讐を企てる話。
 なんだか犯人が誰だかわかるまでの方が、わけがわからないがゆえの緊迫感があっておもしろかった気がした。ネタが割れた途端、なんだ、この人が犯人で、手段は幽体離脱ですか、と冷めてしまったような部分がなきにしもあらず。
(Aug 31, 2005)

#308 土牢 ~Oubliette~

 ロリコン写真家による女子高生の誘拐、監禁事件が発生。同じ犯人によって幼い頃に同じ目にあった女性ルーシーが、被害者の少女と超時空的なシンクロを見せて苦しむことになる。妹を誘拐された記憶をトラウマとして持つモルダーは、彼女に対する同情を隠すことができない。そんなモルダーをたしなめるスカリー……。
 ここまでの4本が収録された今回のDVDは、とにかくこれまでで一番地味で暗い印象の一枚だった。
(Aug 31, 2005)

#309 二世 ~Nisei~

 モルダーが通信販売で入手した異星人の解剖ビデオ。これは本物だとあたりをつけて販売元を訪ねてみると、当の男性が殺されていて、現場にはあやしいカンフー使いのアジア人が。逮捕してみるとこれが日本大使館の要人だという(カンフー使う日本の外交官って……)。モルダーはこの件を追ううちに、海底から引き上げられたUFOの調査現場をのぞき見ることになる。一方、スカリーはビデオの関係者を訪ねて、自分と同じアブダクションの経験をもつ女性の集団と出逢う。
(Sep 19, 2005)

#310 731~731 ~

 前作の続編。スカリーの忠告を無視して異星人の輸送車両に飛び乗ったモルダーは、政府筋の暗殺者と対面。ともに時限爆弾の仕掛けられた車内に閉じ込められてしまう。別行動のスカリーはスモーキング・マンの仲間である太っちょと対面。モルダーの追う異星人の正体が日本軍731部隊の生き残りの科学者による生体実験の犠牲者だと告げられる。そして自らの首に謎のマイクロ・チップを埋め込んだのも同じ科学者だと。
 最後の最後、ギリギリのところでモルダーの命を救ったのはミスターXだったけれど、その直前に扉の鍵を開ける暗証番号を、スカリーが海賊ビデオから読み取るというシナリオが、ミステリ・ファンとしてはとてもポイントが高い。
(Sep 19, 2005)

#311 黙示 ~Revelations~

 怪我もしていないのに両手から血を流す少年ケビン。それを聖痕と見た悪魔の使者──実は裕福な実業家──が少年を追う。
 このエピソードのポイントは、キリスト教絡みであるために、いつもは現実主義者のスカリーが奇跡を信じて、逆にオカルト好きのモルダーが懐疑的な態度をとっている点。どうせならばふたり揃って奇跡だと盛り上がりゃいいじゃないかと思いますが。とりあえず最後のスカリーの懺悔のシーンがちょっぴりせつない。
(Sep 19, 2005)

#312 害虫 ~War of the Coprophages~

 ゴキブリが異常繁殖している小さな町で、住人が次々と死亡する事件が発生。人々はゴキブリを恐れてパニックに陥る中、モルダーはその町に政府が作った謎の研究所に潜り込み、美人科学者バンビと出会っていいムードに……。
 変人脚本家ダリン・モーガン名義の三本目。ゴキブリが実はエイリアンによる地球神略のための情報収集メカだったというアイディアをへんてこりんに膨らませ、ユーモアたっぷりに描いて見せている。この人の脚本は本当に最高だ。決してメイン・ストリームにはなりようがないけれど。
(Sep 19, 2005)

#313 星 ~Syzygy~

 原題の syzygy はリーダーズ英和辞典によると「シズジー 《惑星の合 (conjunction) または 衝 (opposition); 月の同様の位置》; 【古詩学】 二詩脚併用; 対のものの一組; 《グノーシス教義の》 陰陽両霊体の一対; 【生】 連接.」とのことで。辞書を引いてみても、なんのことやらよくわからない。昔話題になった惑星直列とか、そういうやつのことなんだろう。
 物語は火星と水星と天王星(だったっけ?)がどうとかいう位置になる日に、その日が誕生日のふたりの女子高生が異常な能力を身につけてしまい、回りの男子生徒を次々と犠牲にしてゆくという凄惨な話。モルダーとスカリーが終始、わけのわからない仲違いをしていたりするのも、その辺の星の巡り合せなのかもしれないけれど、英語がわからないせいか、その点もうまく読み取れない。笑いを狙っているのかどうかもわからない(そもそも笑えない)。おかげでいまひとつ楽しめない話だった。
(Sep 19, 2005)

#314 グロテスク ~Grotesque~

 ガーゴイルにとり憑かれた連続殺人犯が逮捕された。ところがその後も事件が続くことから、モルダーに声がかかる。依頼者は3年以上もその事件を追い続けている、モルダーの元上司パターソン。モルダーは昔からそりのあわないその有名捜査官に反発しながらも、自らガーゴイルのとり憑かれたような様相で事件にのめりこんでゆく。
 事件に没頭して自分を失いそうになるモルダーの姿は鬼気迫るものがあって印象的だけれど、ミステリとしてはあまりにありきたりな結末でいまひとつの出来。
(Sep 19, 2005)

#315 海底 ~Piper Maru~

 UFO引き上げ現場の海底調査をしていたフランス船の乗組員たちが謎の被爆。唯一被害を逃れた潜水夫の目には黒い油……。調査に乗り出したモルダーは、事件の秘密を握っていると思われる女性社長を追って香港へ飛ぶ。スキナーは何者かに撃たれ、クライチェックが再登場する怒濤の展開。
 フランス船の名前のパイパー・マル Piper Maru が原題。このマルってのは、やはり日本船の~丸のマルなんだろうか? 船に何々丸ってつけるのは、もしかして海外の真似? それともフランスが日本の真似をしている? それとも船自体が日本製だから? 謎は深まるばかりだ。真相が知りたい。
(Sep 23, 2005)

#316 アポクリファ ~Apocypha~

 前作の続編。モルダーは香港でクライチェックを捕まえ──こいつが実は宇宙人に憑依されている──アメリカへと戻る。ところが帰国早々、襲撃を受けて負傷。クライチェックには逃げられることに(その後のクライチェックの運命と来たら……)。一方、スキナーを襲った犯人がスカリーの姉を殺した男と同一人物だと言うことがわかる。その男というのは当然スモーキング・マンの手の者で……。
 この辺になるとスキナーとふたりとの関係がかなりいい感じになってきている。怪我から復帰したスキナーがモルダーの部屋へ入ってきた場面で、モルダーが「サー」と呼びかけるシーンに新しい信頼関係が感じられるのが印象的だった。
(Sep 23, 2005)

#317 プッシャー ~Pusher~

 他人に意志を押しつけて(プッシュして)自殺に追い込むことのできる男を捕まえようとしたモルダーが、犯人に操られてロシアン・ルーレットをする羽目になる話。
 モルダーが、犯人がハンドルネームとしてつかった「OSU」を日本語の辞書で調べて、「おす」つまりプッシャーのことだ、と看破するくだりに失笑しない日本人はいないと思う。おもわず吹きだしてしまった。
 ここでもスキナーはプッシャーのマインド・コントロールにかからないことで株をあげている。さすがFBI副長官、やはり只者ではなかったらしい。
(Oct 08, 2005)

#318 骨董 ~Teso Dos Bichos~

 南米の遺跡で発掘された人骨入りの大壺を巡って巻き起こる失踪と殺人。犯人は墓をあばかれた古代人の呪い?
 眠くて仕方なくて、うつらうつらしながら見ていたから、恥ずかしながらどういう話だかよくわからなかった。でもまあ、眠くなっちゃうような話だったという気も……。
(Oct 08, 2005)

#319 賭博 ~Hell Money~

 身体の一部を摘出された中国人の変死体が続けて発見された。事件の捜査にあたったモルダーたちは、自らの臓器や眼球を掛け金にした闇賭博を営む中国人の裏社会へと辿り着く。特別オカルトなことは起らないのだけれど、それでいてとても不気味な話。
(Oct 08, 2005)

#320 執筆 ~Jose Chung's "From Outer Space" ~

 UFOについてのノンフィクションを書くという人気作家ホセ・チャンの取材を受けたスカリーが語る、素っ頓狂なUFO誘拐事件の顛末。
 『サーカス』『休息』『害虫』を手がけた異色の脚本家ダリン・モーガンによる、これまた突飛な一作。ここではこれまでの作品と同じすっとぼけた語り口で、『Xファイル』のメイン・ストリームであるアブダクションを扱ってみせている。それゆえだろう、シリーズで一番人気のある話のようだ。僕にはいまひとつに思えたのだけれど。
(Oct 08, 2005)

#321 化身 ~Avatar~

 女弁護士から離婚届へのサインを求められて拒むスキナー。どうやら彼は離婚の危機にあるらしい。そのことに悩んで一人バーで酒を飲んでいる彼に近寄る美女。彼女とベッドを共にするスキナー。その夜、悪夢にうなされて彼が目を覚ましてみると、となりに寝ていた女性は、首を背中の方へ向けて死んでいました……。殺人の容疑を受けたにもかかわらず、この件について黙秘を続ける上司を助けるため調査を開始したモルダーとスカリーは、事件の背後に(超常現象ではなく)彼らを社会的に抹殺しようとする敵の陰謀を見いだす。
 で、あのお婆さんは一体何者だったのかと……。
(Oct 23, 2005)

#322 ビッグ・ブルー ~Quagmire~

 怪獣の出没が噂される湖で連続失踪事件が発生。モルダーは湖の主、ビッグ・ブルーの仕業であることを突き止めようと、いぶかるスカリーを引き連れて現地へと向かう。
 手塚治虫の『三つ目がとおる』にこれと同じオチのエピソードがある。
(Oct 23, 2005)

#323 電波 ~Wetwired~

 サブリミナル効果により人の不安を増大させ、殺人を起こさせるビデオ信号。謎の男のリークにより捜査を始めたモルダーだったけれど、一緒に調査にあたったスカリーがその信号の影響で彼に銃を向ける羽目に……。
 スモーキング・マンとミスターXのつながりがあきらかになる点で重要なエピソードのひとつかもしれない。それなりにスリリングでもあるし。
(Oct 23, 2005)

#324 タリサ・クミ ~Talitha Cumi~

 銃撃現場に居合わせ、被害者や犯人の銃創を手のひらをかざしただけで治してしまった奇跡の男ジェレマイア・スミス。彼をめぐってスモーキング・マンを中心とした政府の裏機関の暗躍が始まる。一方モルダーの母親が倒れ、彼女とスモーキング・マンとの接点もあきらかに……。モルダーは彼女のほのめかしたヒントを頼りに、父親の自宅で宇宙人暗殺用のピックを発見する。このピックをめぐり、モルダーとミスターXが銃を向け合うことになったりもする。最後にはモルダーとスカリーがジェレマイア・スミスと会い、秘密を聞き出そうとしているところへ、謎のターミネーターが姿を現したところで、物語は残酷にもネクスト・シーズンへと続く……。
(Oct 23, 2005)