クロアチア1-3メキシコ
グループA/2014年6月23日(月)/レシフェ/フジテレビ


さて、いよいよグループリーグもあと4日。本日より最終戦に突入。
ここからは同じグループの2試合が同時キックオフとなるので、1日4試合、キックオフは1時と5時というスケジュールになっている。とうぜん観るのは5時が基本。
この日の5時からの試合は、ブラジルのいるグループA。1時からのグループBの試合ではオランダが全勝で1位抜けを決めた。
5時からの対戦カードはブラジル対カメルーンとクロアチア対メキシコ。どっちを観ようか、最後まで悩んだんだけれど――そういや、この大会は全試合が地上波で放送されているので、スカパー独占だったときのように、観れる観れないで悩む必要がないのがありがたい――、まぁ、ブラジルがカメルーン相手に取りこぼすとは考えにくいので、接戦を期待して後者を選んだ。
でも、正直、こっちを観ることに決めて、前半はちょっと後悔したんだった。さすがに負けたらおしまいということで、どっちも手堅くて、前半はスコアレスで終わっちゃうし。裏でのブラジル戦は、前半だけで3-1とか言っているし。どうせ観るんならば、豪快な打ち合いが期待できるブラジル戦だったか~、と思ってしまった。
まぁ、こちらもクロアチアは初戦で出場停止だったFWマンジュキッチ(変な名前)、メキシコでは五輪代表でもおなじみだった10番のドス・サントスあたりが大活躍して、派手な打ち合いになってくれることを期待していたのだけれど、両者ともこの試合は出来がいまいちっぽかった。
メキシコ、初戦のカメルーン戦も1-0だし、ブラジルとはスコアレス・ドローだし、どうも今回のチームはけっこう守備が堅いみたいだ。その割には得点力がいまひとつな印象だったから、なるほど、だから地区予選ではプレイオフまでもつれ込んだのかと、ちょっと納得した。
ということで、前半を観たかぎりでは、こりゃもしやスコアレス・ドローもありかなと思ったんだけれど、暑さのせいか、後半になるとクロアチアの運動量ががたっと落ちる。そしてメキシコがいきなり積極的になる。残り15分に待望の先制点を奪ってからは、もうイケイケ。あっという間にスコアは3-0まで開いてしまった。CKからの3点目なんて、クロアチアの戦意喪失がありありだった。
おいおい、この調子でメキシコがあと1点取ったら、ブラジルを逆転してグループ1位になっちゃうんじゃないの? そしたら次の試合はいきなりブラジル-オランダだよ? いきなりそれってまずくない?――と、この辺からはそんないらぬ心配をしながら観ていたのだけれど、結局終了間際にクロアチアが一矢報いて、試合は1-3で終了。裏ではブラジルも追加点をあげていたので、無事グループ1位はブラジルと決まった。
さぁ、ということで、明日はいよいよ日本代表の最終戦。もういまからハラハラドキドキしている。頼むから後悔の残らない戦いっぷりをみせて欲しい。
(Jun 24, 2014)